廃棄物の減量・資源の有効利用を目的とし、2003年10月1日から施工された法律で、パソコン処分は廃棄とせず、 回収しリサイクルするというものです。（正式名：資源有効利用促進法）

対象となる製品は以下
・パソコン本体
・ディスプレイ全般
・ノートパソコン
・ディスプレイ一体型パソコン
・キーボードやマウス
（スキャナやプリンタは現在のところ対象外となっています）

施行後に発売された機種には、販売価格に回収費用が含まれています。 料金としては、CRTディスプレイ・CRTディスプレイ一体型パソコンは4,000円。その他のパソコンは3,000円です。

2003年10月1日以降に販売されたものは、 購入時に既に回収費用を払っているわけですので無料でメーカーが引き取ってくれます。 販売店もしくはメーカーに電話すれば OK です。

パソコンリサイクル法の施工前に購入したものは回収費用を払い引き取ってもらいます。 こちらも販売店もしくはメーカーに電話し、金額や回収方法を聞きます。

販売店に出してもよいのですが、販売店へ出すといくらか割高になります。
これは、販売店へかかる手数料と販売店がメーカーへ運搬する運搬費用がかかるためです。

最も安い処分方法は、メーカー指定取引所へ直接持って行くことです。 こうすれば、運搬費も販売店への手数料もかかりません。

また、自作パソコンを使用している人もいるでしょう。自作パソコンの処分は自治体によって異なります。 各自治体に問い合わせをし、対応して下さい。

リサイクル＆引取り業者の利点はなんといっても、運搬費がかからないことでしょう。 電話一本で引き取りに来てくれますし、価格も通常より安い場合がほとんどです。

パソコンリサイクル法の施工前に購入したものや自作パソコンなどの処分はめんどうだ！という人は、 こういった業者を利用するのもよいのではないでしょうか。